DAPに悩んで結局ZX100を選ぶ

DAPについてはNW-A16でそれなりに満足していたのですが、とはいえもう少しグレードアップしたいなと思ったので、新しいDAPをいろいろ検討していました。

で、結局選んだのがこれです。

ウォークマン NW-ZX100

結局ウォークマンかよ!と言われそうですが、前評判時点で賛否両論色々あるZX100に決めたのにはそれなりに理由があります。

1 試聴したときの印象が良かったこと
何はともあれ音質が自分の好みでなければ話にならないわけで、実際銀座のソニーストアで試聴して、これならA10から買い替える価値はあるなと思ったのです。試聴したのが展示初日だったので、エージングが進めばもっと良くなるだろうという希望的観測もあります。

2 操作に慣れていること
操作方法はA10とほぼ同じですから、買い換えても戸惑いはないとの判断です。実のところA10の操作性には決して満足してないのですが、それでも「慣れている」ことは大きいです。少なくともタッチパネルと間違えて画面をタッチすることはないでしょう。

3 おまかせチャンネルの存在
A10使ってて、聴きたい曲が決まらない時にとりあえずこの機能を使うことが意外と多かったのです。

4 内蔵メモリの大きさ
最近はmicroSDを2枚差せるDAPも増えていますが、どうしてもmicroSDは相性や信頼性の問題があるので、やはり内蔵メモリは大きいに越したことはないです。音質的にも有利でしょうし。

5 バッテリーの持ち
ハイレゾ音源の再生で45時間持つので、平日2時間ずつ使っても約1か月持ちます。実際はもう少し短いでしょうが、それでも公称が長居に越したことはないわけで。

6 ソニーストアのクーポンが使えた
10%引き&3年ワイド保証無料はお得感あります。それでもそれなりにお高いですが、不具合が出たときのことを考えると安心感はあります。

以上、ZX100を選んだ理由を挙げてきましたが、もちろん欲しかったけど切り捨てた機能もあります。

1 アルバムアーティストタグ対応
これは実際のところ対応しているのはiOSくらいしかないので、現状仕方ないのかもしれません。もちろんiPod touchからポタアンにデジタル出しという方法はありますが、嵩張りますし、両方揃えると軽く10万超えます。これくらいはファームウェアで何とかなりそうな気がするので各社対応してほしいところですが……

2 バランス出力対応
これは最近対応機種も増えてますし、個人的に試してみたかったものです。しかし、現状手持ちのヘッドホンで簡単にバランス対応にできそうなものが1〜2個しかないこと、バランス端子に統一の動きが見えないことから、今はとりあえず様子見でいいのかなと思いました。

ちなみに他に検討したDAPはFiio X3 2nd、Fiio X5 2nd、Pono Player、iBasso DX90j、Cayin N5あたりです。中でもFiio X3 2ndは安い割に音も悪くなかったので、もしDAPを持ってなかったらとりあえず買っても良いかもしれませんね。