Animelo Summer Live 2008 -Challenge-

アニサマは不思議と縁がなかったのですが、4回目にして初参戦してまいりました。会場は1月3日の奈々さん以来のさいたまスーパーアリーナ、席はアリーナ最後方でしたが、思ったよりよく見えました。入場にえらい手間取ってた割に20分押しくらいでスタート。
スクリーンで出演者の紹介があったのち、まず登場したのは奈々さん&ゆかりんのなのはコンビ。これは絶対主催者狙ったんでしょうねぇ。「恋せよ女の子」と「アノネ〜まみむめ☆もがちょ〜」の2曲でしたが、まさかアニサマでもがちょが聴けるとは思いませんでした。おかげでかなり体が暖まったのは言うまでもありません。
ゆかりんが残って「童話迷宮」「バンビーノ・バンビーナ」そして「めろ〜んのテーマ」。ここで「国歌」やってしまうあたり、今日はもう何でもありだなと。久々の生ゆかりんでしたが楽しませていただきました。
ゆかりんで盛り上がった後は、石田燿子さん、yozuka*さん、Coorieさん、move、AAAと続きました。moveはなかなか面白かったですね。あとAAAのときの盛り上がりっぷりに驚きました。
続いて登場は、かの小学生ユニット「可憐Girl's」。小学生は如何なものかと思いきや、意外とこれが良曲。あと踊りのキレが素晴らしかったです。それにしても、いったいどんな大人になるのやら?
お次はsavage geniusみのりんyozuca*さんの三人による「nowhere」。通称「ヤンマーニガールズ」、命名はみのりんらしいです。「そんなキャラじゃないやん」とsavageのああさんに突っ込まれてましたが、まぁみのりんなら言いそうですw それにしても何でヤンマーニだったのかしら?*1
savege genius、AKINO from bless4と続き(さすがにアクエリオンは盛り上がるのですね)、GRANRODEOからいよいよ筆者の守備範囲に。「慟哭の雨」と「ケンゼンな本能」の2曲でしたがやはりこの人達は熱い! 何と言ってもきーやんの声のよく通ること。男性声優事情にはあまり詳しくないですが、きーやんは間違いなくトップクラスでしょう。来年初頭にツアーがあるそうなので、これはやはり参加せねばと決意しました。ちなみに、それまでおとなしかった後ろにいた女子がグラロデ登場でめがっさ盛り上がってたのが、非常に分かりやすくて微笑ましかったです。
グラロデに続いては期せずして君のぞ繋がりでみな実さん。「Love Jump」「Next Season」「Shining☆Days」の3曲でした。さすがに4回目ということで堂々としてたのが印象的、歌も安定してました。
続いてはSuaraさん。「haunting melody」と「星座」の2曲でしたが、この「星座」が白眉。「星座」はただでさえ名曲なのですが、この日あの広いさいたまスーパーアリーナ中に広がった歌声はひたすら美しく、CDで聴くより何倍も感動しました。Suaraさんの歌を生で聴くのは初めてでしたが、本当に素晴らしいアーティストです。
Suaraさんで涙腺が緩みかかったところで、みのりん登場。「Contact」〜「詩人の旅」〜「雨上がりの花よ咲け」の流れは反則で、「雨上がり〜」で完全に涙腺決壊。「雨上がり〜」は本当に良い曲です。そしてトドメに筆者がみのりんを知るきっかけとなった「雪、無音、窓辺にて。」という贅沢すぎるセットリストでした。それにしてもみのりんの深化には驚嘆するばかりです。
さらにみのりんのターンは続き、奥井さんと「輪舞-revolution」をコラボ。この日のみのりんは(最後の全員のを除いて)6曲と奈々さんと並び最多曲数でした。奥井さんが残り、ソロで「INSANITY」。久々に奥井さんの生歌聴きましたが、相変わらずの実力でさすがといったところ。2日目は病欠だったとのことで心配です。
残るは1人と1組となり、ALI Projectさん登場。一気にステージ上が妖しい雰囲気に。アリプロさんも初めてだったのですが、やはりこの方達の世界観は独特で興味深かったです。あとアリカ様のMCでの照れた感じがなかなかツボでありました。
バンドが入れ替わり、いよいよ最後の1人が登場。もちろん奈々さんです! まぁ今日のメンバーでは奈々さんがトリなのは当然ですかね。出てきただけであの広い空間を支配する圧倒的な存在感、小柄なはずの奈々さんがステージ上で非常に大きく見えるさまは、まさに格の違いといったところでしょう。さすがにSSA単独ライブを成功させているだけのことはあります。選曲も「残光のガイア」「Dancing in the velvet moon」「Pray」という1月3日にも演奏された盤石の3曲、加えてアリカ様とのコラボで「ETERNAL BLAZE」という大満足な内容でした。まったくの余談ですがギターで途中から出てきた矢吹さんが相変わらず怪しく、スクリーンに映るたびに吹き出すハメに。
最後は全員集合でアニサマ2008のテーマソング「Yells」、さらにアンコールで前年のテーマ曲「Generation-A」ともう一度「Yells」。約5時間でしたがあっという間に感じるほど楽しいライブでした。
それにしても、会場のセッティングがあまりボーカルが前に出ないバランスだったので、実力差が如実に出るライブでした。加えてハコが大きすぎて、良さが今ひとつ伝わらないアーティストさんもいたように思います*2。そんな中実力通りのパフォーマンスを見せた奈々さん・奥井さん・みのりんはさすがでしたし、素敵な歌声で会場を満たしてくれたSuaraさんと初出場と思えないGRANRODEOの突破力も見事でした。
2日目は不参加でしたが、どのようなステージになったのか気になります。まぁ、JAM Projectは盤石でしょうが、あーやのパフォーマンスは如何ほどだったか?

*1:だったら本家のFictionJunction YUUKA呼べって話なんですが、大人の事情ですかねぇ。

*2:特にCoorieさんが。「Yells」で声のでかいきーやんと同じパートだったのは正直気の毒でした。