第3節終了


中日○7−5●阪神 勝 石井 S 岩瀬 負 能見
中日○9−5●阪神 勝 川上 負 能見
中日●1−2○ヤクルト 勝 藤井 S 石井弘 負 マルティネス


阪神戦は投手陣が崩れるも打線の一発攻勢で2試合とも逆転勝ち。
一見打線が復調したかに見えますが、まだまだだと筆者は見ます。
というのもこの2試合、16点中ホームランでの得点が実に10点。
ホームランが悪いわけではないですが、そうそう打てるものではありません。
相手が良いピッチャーならなおさらで、実際日曜のヤクルト戦ではホームランなし。
結果はマルティネスがいいピッチングをしていたにもかかわらず、1点のみで敗戦。
最近の読売のように畳み掛ける攻撃が見られれば打線の復調といえるのですが……
その意味では、不調の1番荒木の目が何時覚めるかが鍵となりそうです。
まぁ、悪いことばっか書いてますが、阪神に連勝したのは事実ですし、
なにより去年やられっぱなしだった下柳を打ったのは今後阪神と戦う上でプラスになるでしょう。
雨で2試合流したわけですが、これが秋に吉と出るか凶と出るか……


話は変わりますが、ようやく広島が打線を組み替えるようですねぇ。
あの打順(2番前田)の最大の欠陥は、対戦相手が一番嫌がる
「得点圏にランナーを置いてバッター前田」という状況を作れないことだったのですが、
この時期に打順変更の決断をしたことで、なんとか手遅れになるのを防げたのではないでしょうか。


それにしても読売強いですねぇ。
ただ、対戦がほぼ一巡したことで、4番の李がぼちぼち研究されてくるでしょうから、
そろそろこの快進撃は一段落するかと思われます。
そしてその後2段目のロケットが点火するとしたら、それは「亀井が戻ってきたとき」
ではないかという気がするのですが、果たして……