今日はHDDを換装して容量と心の余裕を取り戻してみた。

筆者の使用しているPCはVAIO typeSのVGN-S92Sという機種です。CPUはPentium Mの1.73GHz、メモリーは1GBあるので、2年半ほど前の機種ですが普段使いには全く支障を感じません。
ただ、ネックになってきたのがHDDの容量。80GBという容量は現在のノートPCと比べても少なくはないですが、2年半の間に積もったデータは徐々に容量を圧迫。特にCドライブは残り500MBを切ることも多々あり、作業に支障をきたす事態も起きるようになりました。
時々モバイルするPCなので、外付けHDDという選択肢はありません。PC自体を買い換えるという選択肢はあるわけですが、先述のとおりその他の点について不満はまったくないこと、最近のPCはVista搭載で、既存のソフトが動かない可能性があること、何より資金がないことから、HDDを倍の容量に挿げ替えてみました。
まず交換用HDDとして、HGSTの2.5インチSATAで160GBのものを購入。秋葉原のarkで9,980円でした。安くなったものです。また、前段階としてリカバリーディスクをDVDに焼きます。これがないとOSなどの再インストールができません。
さて、いよいよ換装作業にとりかかるわけですが、これがThinkPadであれば数本ねじを外すだけで完了します。ただ、VAIOのこの機種ではそうはいきません。分解してHDDを取り出す必要があるのです。分解についてはこのページを参考に行いました。スピーカーケーブルの小さい端子を取り外すのに苦労しましたが、ピンセットを使って慎重に取り外し、無事HDDを交換。作業自体は20分程度で終了。意外と簡単でした。
次に事前に作成したリカバリーディスクを使って、OSの再インストールとパーテーション決め。筆者はCにアプリ、Dにデータと分けてるので、前回足りなくなったCをやや多めに30GB、残り(約120GB)をDにしました。
その後ソフトのインストールとアップデート。正直これが一番時間かかって面倒ですね。何度も再起動求められますから。
最後に旧HDDからこれを使ってデータを移管。ここで旧マイドキュメント内のデータがコピーできないトラブルが。調べたところセーフモードにAdministratorでログインして、フルアクセスの権限を与えることで解決可能でした。
そんなこんなで丸1日以上かかった作業ですが、容量に余裕があるというのはやはりいいものです。残容量の警告も出なくなり、気分もよいです。ちなみに旧HDDは今のところ保留中ですが、PS3のHDD(20GB)と入れ替えてみるのも面白そうです。