「i melody 〜Minori Chihara Birthday Live 2007〜」


みのりんハッピーバースデイ!!


とゆーことで、バースデーライブ行ってまいりました。
まずグッズを買いに昼間に会場へ。
売出30分前くらいに行ったのですが、すでに凄い人で。
売り切れも危惧したのですが、意外や在庫は潤沢であっさり買えました。
このへんはアージュなんかは見習ってほしいところですな。
Tシャツが無かったのが残念でした。
この後を考えると本当に欲しかった……


さて、今回の会場(原宿アストロホール)、はっきり言って狭いです。
キャパ400人ほどで、その分近くで見られるのはいいのですが、
今回のライブはちょっとヤバかった……
なにしろ、開演前にして既に後ろから押されまくり。
開演時には「これ何て田園都市線」くらいの混みよう。
漏れ伝え聞いた話では550人くらい詰めたとか何とか。


そして開演。身動きどころか、手を上げる余裕もありません。
1曲目「純白サンクチュアリィ」。
飛んでました。そしてサイリューム振ってました。
想像してください。乗車率200%超の新聞も読めない状況で
車内のほぼ全員が腕振って飛び跳ねてる光景を……
筆者は割と自分のリズムで動くタイプなんで、普段は
周りが飛んでても飛ばずに頭振ってたりするのですが、
今日はもう一緒に飛んでないと逆に危ないという恐ろしさ。


えと、ここからはセットリストを紹介しつつ覚えてる限りのレポを。


1.純白サンクチュアリィ
2.ふたりのリフレクション
3.Cynthia

いや、この時点で正直かなり筆者はヘロヘロで正直最後まで持つのかと……
ここで最初のMC。


4.Fragment〜Shooting star of the origin〜
5.mezzo forte
6.Dears〜ゆるやかな奇跡〜

このあたりではある程度スペースを確保してじっくり聴けたんですが、
Dears〜で、みのりんの上手さにあらためて驚嘆しました。
声の伸びが本当に素晴らしい。


ここで2度目のMC。バースデーということで、
今のみのりんにとってターニングポイントになった曲を。


7.マリオネット
この曲をイベントでランティスの斎藤Pが聴いたのが、
今の路線(トランス)での再始動のきっかけになったとか。
「HEROINE」の中では筆者は好きな曲だったのですが、
生で聴くと迫力がもう。みのりんのボーカルの芯の強さを感じました。
これは2月のツアーでも絶対歌って欲しいです(希望!)


続いてはみのりんの歌が広く知れ渡るきっかけとなったこの曲。
みのりん自身小さい頃アニメのキャラソンをよく聴いていたので、
自分が歌うことになって凄いことだという話を。
ちなみに、みのりんは「らんま1/2」が好きで、
キャラソンのCDで良牙のが特にお気に入りだったとか。
で、ちょこっと「拝啓、あかねさん」歌ってくれたのは、
ネタ知ってる筆者は嬉しかったのですが、
若い子たちは解らんかったに違いない……


8.雪、無音、窓辺にて
この時の盛り上がりっぷりは凄かったですね。
特に最後の台詞を変えて「大好き」と言ったときはもう(以下略)


9.卒業(尾崎豊
みのりんは中学高校時代、尾崎豊の歌が大好きだったそうで。
そんなある日父親に連れて行かれたスナック「フレンド」で、
酔った父親に無理に歌わされたこの曲を父親が聴いて、
芸能方面の道に進むのを認めてくれたとか。
……しかしこの「卒業」は本当に魂入ってました。
正直あまり尾崎豊に共感を憶えない筆者でもグッときましたから。


ここでバンドメンバー退場で、
入れ替わりに特別ゲスト、ギターのレイン登場。
弾き語りが始まるかと思いきやスタッフがみのりんに手紙を。
みのりん父親からの手紙でした。会場内で朗読されます。
みのりんの幼少期から今日に至るエピソードが綴られてました。
それもいちいち面白く。もう場内爆笑の連続。
さっきのスナックの話も出たのですが、
尾崎豊と言う前に尾崎紀世彦とかボケる始末。
これを本当に父親が書いたとしたら素晴らしすぎます。
それでも最後は親らしいみのりんに宛てたメッセージで、
みのりんも感動してなかなか次に進めず。



で、弾き語りです。
「さっきの卒業がお父さんに向けてだったので、今度はお母さんへの曲を」
10.きっといつか


弾き語りでもう1曲。「今日のためにみんなで歌える曲を作りました。」
11.i melody


みのりんの自作曲、初めて聴いたのですがみのりんらしい優しい曲で、
弾き語り姿と相俟って、トランス路線と違う良さがありましたね。
いつかみのりんの弾き語りのCDとか出て欲しいものです。


ここでバンドメンバーが帰ってきてラストスパート!
12.詩人の旅
13.too late? not late...
14.君がくれたあの日
 


メンバー紹介があって、いよいよ最後の曲。
15.Peace of mind〜人魚のささやき


アンコール。バンドメンバーから一言。何故かイケメンコールが。
そして、再始動となったこの曲をもう一度。


EN.純白サンクチュアリィ


もう一回コールでバンドメンバー登場。
「みんなでハッピーバースデーを歌いましょう」
場内大合唱&ケーキの登場でみのりん号泣。
「こういうことしないって言ってたのに〜」(by みのりん
……まぁ、お約束ですから、ダチョウ倶楽部的な。


そんなこんなで、大混乱と大興奮と大感動の2時間半は幕を閉じました。
当然ながら全身汗だくで、着替えも無く、帰り寒かったこと……
グッズにTシャツがあればと心から思いましたよ。


今回幸運にもかなり前のほうで見られたのですが、
間近で見るみのりんは本当に美人で可愛い。
それこそ前方2mくらいにみのりんがいるわけで、
笑顔で自分の方向見てくれた日にはもう(ry
しかも行動や言動がいちいち萌える、まさに「歩く萌え要素」でした。


そして何といってもみのりんの歌の実力ですが、改めてこの子は凄いなと。
とても今日はじめて生バンドを従えて歌ったとは思えないです。
声量が予想以上でしたね。しかも2時間半でも全く落ちない。
声は美しさは言うまでもなく、しかもどこまでも伸びる。
優しさと強さを兼ね備えた表現力、絶賛を惜しみません。
こんな逸材が一歩間違えば埋もれたままになってたかもと思うと、
我々は本当に酔って無理やり歌わせたみのりん父親に感謝せねばなりますまい。


次は2月、東名阪のツアーです。
おそらく更に成長したみのりんが見られることでしょう。
その日が今から楽しみです。