坂本真綾『風待ちジェット』
発売日に買って何度か聴いたのに、いまだにどんな曲か全く思い出せないのですが……
というくらい印象薄いです。某巨大掲示板では和田氏や鈴木氏の曲に対する批判が多く、
それも同意するところではあるのですが、敢えて真綾さんの詞に苦言を呈したいです。
以前、「Lucy」や「少年アリス」の頃の彼女の詞は他の誰も書けないものでした。
ちょっと毒があって、向こう見ずな勢いと恐さがあって、それが魂の叫びになっていた……
でも、今回の２曲、あまりに綺麗事すぎやしないかと。
濁った世界に背を向けて、痛みのない場所へ逃げ込んでいるかのようで。
正直こんな詞だったら真綾さんじゃなくていいのですよ……
このシングルの何割が真綾さんの意向で、何割が和田氏に意向かはわかりません。
ただFC会報などを見る限り、真綾さんが望んで歌っていることは間違いなさそうです。
でも、ファンとしては前よりいい曲を聴きたいと思うのは当然です。
今の真綾さんにそれを望んでいいのか、望んだとしてその希望が叶うのか……
