「銀河」&「なは・あかつき」

今回の大阪行きは廃止間近の急行「銀河」を利用しました。当初はA寝台に乗るつもりでしたが、1ヶ月前の10時に瞬殺。それでも、B寝台はなんとか確保でき、8日夜東京駅10番線へ。さすがにカメラを持った人の数が多かったですよ。廃止直前になると人が増えるのはもはやお馴染みの光景です。車内も満員。けっこう親子連れも多かったです。23時定刻に発車。客車独特の揺れが心地よかったですね。沿線の停車駅にもカメラを構えた人が多数いました。翌朝、放送で目がさめると大津直前。こちらのほうでも駅だけでなく沿線に多くのカメラが。

写真は大阪駅終着後に撮影したものです。
銀河を見送ったあとは、ライブまで時間が空いていることもあって朝食とちょっとの観光をすべく京都へ引き返しました。到着するとちょうどこれも廃止間近の「なは・あかつき」が、京都駅の引き上げ線から向日町へ回送されるところでした。

写真には撮らなかったのですが、「なは」のソロの外板があまりにもボロボロで痛々しかったです。廃止が決まっているとはいえここまで放置しなくてもと思いました。
高速バスや航空路線が安く快適になっている今日において、夜行寝台の廃止は時代の流れなのでしょう。しかし、夜行列車にはただの移動手段にとどまらない情緒があると、今回自身にとって最後の「銀河」に乗車して感じました。
これで関西〜九州の夜行は全廃となりました。東京〜九州で唯一残る「富士・はやぶさ」も廃止の声が聞かれます。旧国鉄の栄華を偲びつつ、無くなる前に一度乗れればと思ってます。いいタイミングで奈々さんの福岡ライブとかあればいいんですが。