NANA MIZUKI LIVE FIGHTER 2008

戦いの後遺症で1週間ほど死んでおりました。というのは半分冗談ですが、いろいろ思うところあり1週間放置しておりました。というわけで、1週間遅れの「LIVE FIGHTER」レポートです。
さて、いつものように物販の話から。今回は朝10時スタートということで朝8時頃列に着きましたが、すでにさいたまの同時刻を上回るほどの行列でした。なんか年々客の出足が早くなってる気がしますねぇ。待機中は薄日が差す程度でしたが、そこは7月。帰る頃には顔と腕が真っ黒になり、これが後々ボディーブローのように効いてくることに。販売自体は土曜日の限定Tシャツがトラック事故で届かないというアクシデントを除けば、おおむね順調。特に日曜は開始が30分早まったこともあって11時過ぎには限定品含め購入できました。今回のグッズで出色はエナメルバック。デザイン・質感・実用性とも期待以上で、7,000円と高額にも関わらず早々に売り切れたのも当然と言えましょう。
夕方いよいよ会場入り。代々木は筆者は初めてでしたがさすがに広かったです。ステージはメインステージの他にアリーナ中央に島があり、メインステージとはコの字型の花道で結ばれていました。筆者の座席は土曜が2Fの南Fブロックで、日曜が1Fの南Kブロック。土曜はある程度全体が見渡せる感じでしたが、日曜はステージほぼ真横からのアングルで、中央から下手奥の方は死角で全く見えず。その代わり距離は近く、特に下手側花道はほぼ目の前! 定時から10数分後、照明が落ち、いよいよ戦いの幕が開きます。
01 Astrogation
02 still in the groove

「勝負だ、代々木!」の声とともに奈々さんがなんと宙から登場! いきなりの大仕掛けに驚くとともに、興奮が一気に最高潮へ。2曲目の「still〜」はまさに「LIVE FIGHTER」のタイトルに相応しい選曲で、ハードなライブを予感させました。ここで最初のMC。宙乗りは「いきなり高いところから失礼します」って感じと奈々さん。
03 Happy Dive
04 TRY AGAIN
05 空時計

「TRY AGAIN」からサックスのファイヤー登場。強力なブロウは相変わらずでさすがの一言に尽きます。さらに「空時計」ではイタルビッチのギターと聴き所が次々に。「空時計」の後、奈々さん最初の衣装替え&りゅうたんによるチェリーボーイズメンバー紹介。マーティンがえらいテンション高かったです。
06 Dancing in the velvet moon
07 Faith

ダンスコーナー。「Faith」は予想外でしたが、確かに夏らしい曲なので納得。何より筆者がこの曲大好きなので、たっぷり壊れさせていただきましたw。MCでゲストミュージシャン、元祖チェリーボーイズのアニキこと市川さんが登場。土曜日持ってきたギターがなんとツインネック。10年ほどライブ行ってますが、初めて見ましたよ。バックが8人となって次の曲へ。
08 砂漠の海White Lie
09 deep seaヒメムラサキ

M-8は土日ともアルバム「DREAM SKiPPER」から。前後のアルバムの評価が高いこともあり、地味な印象があるアルバムですが、こうして生で聴くとなかなかにハードさが気持ちよく、良さを再発見できた感があります。M-9後奈々さんは衣装替え。チェリボによるインスト。バラード調でもしっかり聴かせるところはさすが一流揃いといったところ。
10 COSMIC LOVE
11 You have a dream

再度奈々さんが宙から、今度はゴンドラに乗って登場。「You have a dream」ではちびっこダンサー(平均小1〜小3!)が加わってさらに賑やかに。直後のMCでちびっこに嫉妬する?奈々さんが可愛かったです。
12 迷宮バタフライ赤いスイートピー
13 Level Hi!BE READY!

土曜日、まさか「迷宮バタフライ」が来るとは! 1ヶ月前にカップリング(Blue Moon)を希望を込めて予想してたとはいえ、さすがにないよなぁと思ってたので、これは嬉しかったです。となると日曜は絶対「赤い情熱」だと思ってたら、これも見事に良い意味で裏切られたり。ここで3度目の衣装替え&ストンプパフォーマンス。ストンプは初めて見ましたが、迫力ありましたね。軍服姿の奈々さんが加わり、いよいよライブ後半戦!
14 Bring it on!
15 PrayTRANSMIGRATION
16 Orchestral Fantasia

M-15でもう一人のゲスト、ベースの田中さんが加わりついにバックが9人の「スーパーチェリーボーイズ」(by 奈々さん)に!これだけの面子を従えて堂々と歌い抜く奈々さんは本当に凄かったです。
4度目の衣装替え中に行われたのは「Band Battle」。土曜日はドラム(マーティンvsゆたぽん)&ベース(ターさんvsりゅうたん)。ドラム勝負は静のマーティンと動のゆたぽんと対照的で見応えありました。そして日曜はケニー&アニキ&イタルビッチによるギターソロバトル。ケニーの熱さとイタルビッチの巧さも良かったですが、アニキの渋いギターに完全にやられました。音色といい見た目といい最高に格好良く理屈抜きで痺れました。やっぱりああいう大人になりたいものです。
17 suddenly〜巡り合えて〜Justice to Believe
18 アオイイロMASSIVE WONDERS
19 SUPER GENERATIONBRAVE PHOENIX
20 POWER GATEETERNAL BLAZE

終盤は怒濤の展開。最後の曲はそれぞれ奈々さんにとってターニングポイントとなった曲。両曲ともこれまで何度もライブでやっている曲ですが、これまでのライブの集大成という意味での選曲で納得といえます。
E1 What cheer?
今度は後方からトロッコに乗って登場。今回のライブはとみに演出が凝ってました。それにしても「What cheer?」踊れる人減りましたねぇ。当然のように筆者はフルで踊ってたのですがw
ここで奈々さんから告知。10月に18枚目のシングル発売&発売記念イベント開催決定。しかもイベント会場がなんと今年いっぱいで閉鎖となる「新宿コマ劇場」! みっしーが閉鎖が決まってから駆けずり回ってなんとか1日だけ確保したとのこと。ついに奈々さん座長公演、奈々さんの夢が叶うのです!
E2 Nostalgia
最後のMC。土曜日のことは一般のニュースメディアなどでも取り上げられてたので内容についてここで再記することはしません。本当に奈々さんは強い人です。憧れます。それに比べて自分は何なんだろう、そんなことを考えました。「自分を大切にして」と奈々さんは言ってくれました。こんな時なのに奈々さんは自分たちファンのことを第一に思ってくれる……その言葉を、その気持ちをちゃんと受けとめられる、そういう人間で自分はあるのだろうかと……。
重い話になってしまったので、このへんで。日曜の発表の件は後日項をあらためて書きたいと思います。みっしーGJ!
E3 New Sensationミラクル☆フライト
日曜のミラフラは最後の力を振り絞りました。割と近くでアニキがギター弾いてたのも嬉しかったです。最後のご挨拶で奈々さんが場内を一周しつつ、サイン入りグローブ型キーホルダーを会場に。日曜は届きそうな距離だったので、ウルトラオレンジ折って気を惹こうとしたのですが、残念ながら入手できず。でもかなり奈々さんを間近で見られたので幸せでした*1。日曜日のみダブルアンコールで奈々さん登場。ダンベルのときダンサーさんが着けていたコウモリ耳&羽をつけて再度場内一周。恒例の「かかってこーい!」で締めでした。
約3時間のライブ、終わってみれば本当にあっという間でした。2日間のハードなライブにもかかわらず、最初から最後まで全く声が落ちない奈々さんのパフォーマンスは本当に素晴らしかったです。奈々さんをはじめ、チェリーボーイズ、チームヨーダ、スタッフ、そして参加したファンの熱がこちらの身体を揺らし、魂を震わせたライブでした。
個人的には本当に反省点が多かったです。土曜の場所がとにかく暑くて900mlのポカリでは全く足りず、日曜は空調が涼しく快適だったにもかかわらず、冒頭にも書いた日焼けのせいで身体が熱を持っていたこと&前日の疲れでとにかくバテバテ。もう一回身体を鍛え直さないといけませんね。
2日間終わって、精神的にも体力的にも未熟であることを痛感しました。こんなんじゃ奈々さんファン失格だよなぁとすら思いました*2。そんなこんなでレポも放置し、1週間奈々さんを含めてほとんど音楽を聴かない日を過ごしてたのです。でも、そんな生活の中、思い浮かんだりつい口ずさむ曲、それはやっぱり奈々さんの曲でした。それに気付いたとき、なんか「お前が奈々さんなしで生きられるわけねーだろ」と言われてる気がしました。そして、久々に奈々さんの曲、さいたまのDVDを聴きながらこのレポを書き始めたのですが、これがもう自然に身体が動くのです。いつの間にか奈々さんの存在は自分の一部になっていたのでしょう。
みのりんのライブの時も書いたことですが、ファンができることは彼女たちが送り出す言葉や音楽を受けとめて、それに応えることだけです。であるから、自分がするべきは力の限り奈々さんに声援を送ること、それが自分にたくさんの宝物を与えてくれた奈々さんに報いることのできる唯一の方法だとあらためて気付きました。これからも、少しでも奈々さんの力になれるよう成長して、そして奈々さんを応援していきたいと思います。
ここまで読んでいただいた皆様、長くかつ最後は個人的なグダグダ話になってしまい申し訳ありませんでした。最後になりましたが、今回一緒にライブに参加した皆様に心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

*1:春に握手しただろというツッコミはなしの方向で。

*2:実際本気でファンやめたほうがいいんじゃないかまで考えました。