『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st』初日舞台挨拶

いよいよ公開となった劇場版「なのは」、初日の舞台挨拶に行ってきました。会場は新宿のミラノ1、千人は入る国内屈指の広さを誇る映画館です。が、しかしこの日は田村ゆかり水樹奈々という声優界屈指のスターが揃い踏み、チケット争奪は大変な激戦となりました。筆者も何とか立見券を入手し、この日の記念すべき最初の上映に立ち会うことが出来ました。
映画本編のストーリーは基本的にテレビ版(第1期)と同じですが、プレシアの過去がより掘り下げられているので、話に厚みが出たように思いました。映像も綺麗でしたが、画面の使い方がテレビと同じだったのが物足りなかったですね。個人的にはテレビと映画の映像の作り方は全く別にすべきだと考えているので、もっと引きの構図とか、クレーンでぐるぐる回るようなカメラワークなんかがあっても良かったように思います。あと、映画本編は当然サラウンドなんですが、スタッフロールで流れる歌になると2chになってしまうのは残念でした。
とはいえ、全体的な出来は本当に良いです。パンフにみっしーが書いているとおり、知っていても泣けます。特に終盤、挿入歌が流れるあたりからはヤバイですね。
上映終了後は舞台挨拶。出演者は、田村ゆかり水樹奈々水橋かおり桑谷夏子高橋美佳子五十嵐麗浅野真澄というそうそうたるメンバー。特に奈々さんにはオリコン1位おめでとうの声がいっぱい飛んでました。さすがにこの日はみなさんかなり緊張しておられたようで、水橋さんの毒舌もこの日は影をひそめておりましたが、そんな中、ベテランの貫禄でで落ち着き払っていた五十嵐さんと、しっかりトークで場を盛り上げるゆかりんはさすがでしたね。ちなみに一番緊張してたのは司会のみっしーで、キャストを呼び込む順番を間違えるというらしからぬハプニングを起こしていました。
とにかく「面白い。泣ける。幼女。」(byゆかりん)と三拍子揃った映画なので、なのはを知ってる人も知らない人も見る価値のある映画だと思います。3回見ると何か貰えるということなので、筆者もあと2回は見に行こうと思います。