LIVE GAMES 2010@西武ドーム

奈々さんの夏ライブは昨年に引き続きの西武ドーム、しかも今年は2デイズです。一昨年のLIVE FIGHTERと同様にREDとBLUEに分かれ、更にはチェリーボーイズも総動員と、これだけでもう凄いライブになりそうなことは予想できるわけですが、実際は……あらゆる意味で予想以上でした。それでは激動の2日間の記録を……

★まずは物販★
今回も昨年と同様にグッズの前日販売があったのですが、言うまでもなくこの日は平日。というわけで予め午前中休暇を取得し、始発で西武ドーム*1。6時20分頃会場に着きましたが、既に100人以上が並んでいたでしょうか。30度を超える気温と照りつける日差しにひたすら耐え、10時半頃ようやく購入完了。今回買ったのはTシャツ・タオル・パンフ・キーホルダー・マルチケース・リバーシブルトート(青)で、今までより少し控えめに。マルチケースの赤いほうは収納力が優れていて便利だと思いました。物販終了後は一時帰宅してシャワーを浴びたのち出勤、さすがに眠かったですw 
さて、前日販売があったということは、もう当日は物販列に並ばなくていいと普通は思うでしょう。しかし、前日に販売されたのは2日間共通のものとRED STAGE限定のもののみだったのです。というわけでBLUE限定品のために日曜日再度列に並ぶことになったのでした。土曜日のライブ後深夜に帰宅し、ほとんど寝る時間もなしに再び始発で西武ドームへ向かい、炎天下に数時間並ぶ……我ながら良く無事だったなぁと思いますw。それにしても、せっかくの前日販売なのだからBLUEのものも売ってくれてもよかったと思うのですが……。

★いよいよライブ本編★
昨年同様ステージはバックスクリーン側にメインステージがあり、そこからバックネットへ向けて長い花道が1本という造り。二塁付近が広くなっているのも昨年と同様ですが、一塁・三塁付近の小ステージは今回はありませんでした。筆者の座席はRED(土曜)がアリーナA9、BLUE(日曜)がバックネット裏のボックスシート。片方アリーナでもう片方ボックスがいいなと思ってたら本当にその通りになったので、正直一生分のチケット運を使い果たしたような気がしてなりませんw 両日とも約10分押しでライブスタート。まだまだ外は明るいです。

1.Orchestral Fantasia
2.DRAGONIA
3.WILD EYES/SEVEN

今回の映像はLIVE GAMESに因んで、全てゲーム風でした。オープニング映像は格ゲー風。「ナナレッド」と「ミズキブルー」の対戦で土曜日は前者、日曜日は後者が勝つという「マルチエンディング」。それにしても、いきなりオルファンはかなり予想外でしたが、大好きな曲なのでテンションが一発で上がったのは言うまでもありません。そして3曲目にして早くも曲変更が。

4.What cheer?
5.SCOOP SCOPE
6.パノラマ-Panorama-/Late Summer Tale

「What cheer?」は会場見渡しても踊ってる人そんなにいなかったので、もはや踊れる人=オールドファンなのでしょうね……*2。6はどちらもライブでは久し振りでしたが、良い曲なんでもっとライブでやって欲しいなと思います。Late〜の後奏の格さんの泣きのギターに思わず涙が。ここで最初の衣装替え&チェリボメンバー紹介に。去年は突如戦隊もので度胆を抜かれましたが、今年はオーソドックスにRPG風。奈々さんとパーティーを組む冒険者という設定でそれぞれに職業が付されていたのですが、りゅうたん=シーフ、ケニー=侍などなかなかカオスでありながら何となく納得できるという絶妙なさじ加減でございました。

7.Young Alive!
8.RUSH & DUSH!/JET PARK
9.夏恋模様
10.ray of change
11.リプレイマシン -custom-/Nocturne -revision-

去年はバックネット裏ビクトリーロードから登場した奈々さんですが、さらにスタンドの近くに行きたいという奈々さんの要望を叶えるべく、今年はスタンドの通路をトロッコに乗って一周するスタイルになりました。BLUE STAGEではバックネット裏にある筆者の席の2列ほど後ろを奈々さんが通過してくれたので、もの凄く近くに奈々さんを見ることができました。しかも、奈々さんに向かって手を振ってたらちょうど目が合って自分に向かって手を振り返してくれるという幸運が! 前々日からの疲れもあり、しかも当日寝不足だった筆者ですがこの一件で一気にHPとMPが全回復しましたよ。みっしー曰く「おじさんにはグッとくる」という夏恋模様をしっとりと聴かせてくれた後は、過去2回のライブでスルーされてた「ray of change」がついに! 某掲示板では時々この曲好きな人が現れてライブで聴けないことを嘆いていたのですが、実は筆者がその一人でw、イントロ流れたときは本気で嬉しかったです。11の後は2度目の衣装替え&チームヨーダ紹介。今度はDDR風、曲選択画面からダンスマニア風アレンジの「残光のガイア」まで凝りに凝っており、筆者始めDDR世代大喜びの巻でございましたw

12.POWER GATE
13.ハートキャッチ☆パラダイス
14.DISCOTHEQUE

キュアブロッサムキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
というわけで、奈々さんがハートキャッチプリキュアの衣装で登場! 当然ながら「回って〜」コールが湧き起こるわけですが、今回は回るのを渋ったあげくこの台詞。
「私、堪忍袋の緒が切れました!」
言うまでもなく会場大盛り上がり。ちなみにREDでは結局回らなかったのですが、BLUEでは1回回ってくれました。そして歌うは「ハートキャッチ☆パラダイス」。ちびっこダンサー(H-KIDS)やキュアブロッサムキュアマリンの着ぐるみさんまで登場し、会場の雰囲気は一気に西武園ゆうえんちに。さらにBLUEではキュアマリン役の水沢史絵さんまで登場。それにしてもあの衣装が似合ってしまうのはさすが奈々さんといったところ。

15.TIME TO IMPACT EXCITER〜NEXT ARCADIA
16.ETERNAL BLAZE/SECRET AMBITION
17.BE READY!/PROTECTION

キュートなステージから一転、いよいよこのライブの山場を迎えます。「TIME TO IMPACT EXCITER」とともにスクリーン上はSF風のストーリーがスタート。囚われた奈々さんが敵から逃れつつ戦闘機を奪い返すというストーリーだったのですが、途中段ボールに隠れたりとメタルギアソリッドを彷彿とさせるシーンも。ちなみに敵役の声は吉野裕行さんと中村悠一さんでまさにシグマセブン総動員。そしてついに戦闘機を奪い返し……
本当に戦闘機が出た!!
前回(ACADEMY)でも馬に乗って登場というシーンがありましたが、今回はさらにスケールアップし、メインステージから実物大の戦闘機に乗ってバックネット前まで移動するというど派手演出。ちなみに見た目は某グラディ○ス風で名前は曲に因んで「ARCADIA7」。その巨大さゆえ、ライブ終了後の処遇を奈々さんが気にしていましたが、とりあえずバラされた状態で保管されているとのこと。ウチに格納庫でもあれば引き取りたいのですが……w それにしても生で聴いた「NEXT ARCADIA」は凄いとしか言いようがなかったです……

18.ミュステリオン
19.悦楽カメリア/Pray
20.UNCHAIN∞WORLD/Don't be long
21.Silent Bible/PHANTOM MINDS

衣装替えの間にチェリボによるバンドバトルを挟み、ライブはラストスパートへ! 「ミュステリオン」ではバックスクリーンにPVが流されてたのですが、初日の席からは見えなかったので、2日間違う位置から見られて良かったなぁと思いました。ちなみに、しほりさんがtwitterでヘドバンするとつぶやいておられたので、筆者も頑張ってガンガン振りましたよ。おかげで翌日以降暫く首が痛かったですがw さらに激しい曲3曲叩き込んで本編終了。個人的にBLUEのなのは3連発は反則だと思いました。

EN1.恋の抑止力 -type EXCITER-
EN2.Dancing in the velvet moon/chronicle of sky
EN3.Astrogation/蒼き光の果て -ULTIMATE MODE-
EN4.星空と月と花火の下/ETERNAL BLAZE

そしてアンコール。奈々さんがブログで「な〜な」と呼んで欲しいと書いていたんですが、読んでなかったのか普通に「アンコール」と叫んでいる人が割といてちょっち残念でしたね。「恋の抑止力」はアルバムに振付のDVDがついてたので頑張って踊ろうとしたのですが……難しい! 全然ついていけなかったですorz 「恋の抑止力」に続いてはアンコール恒例シャッスコール。余談ですが、最近はコール後誰よりも先に「ヘッド」と呼ぶのが自分の中で定番化してますw アンコールのラストは切ないREDと燃え上がるBLUEといった感じで、対照的な選曲になってたのが印象的でした。REDでは最後サインボールを投げ入れてライブ終了。ここからはBLUE参加者のみのボーナスステージ!

WEN.7月7日

上松美香さんキタワァ.*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!☆
しかも奈々さんのボーカルと美香さんのアルパだけという特別な「7月7日」。聴き惚れました。ちなみに、この日は関係者席に上松範康さん(美香さんの兄)がいらしてたのですが、美香さん登場時の上松兄さんの反応が気になってしょうがなかったのは私だけではないはずですw 

★まとめ★
天気に恵まれ「すぎ」た今年の西武ドーム。とにかく暑かったです。特にRED、アリーナAというかなりの神席だったのですが、風が通らず、しかもスペースが狭くて思うように動けず、とどめにステージから出る炎の熱さがモロに伝わってくる距離*3だったということで、もはや立っているだけで体力が削られていく感じでした。一方BLUEは直前に一雨あったことで若干涼しかったのに加え、席がバックネット裏ボックスシートで広く風も通ったので暑かったとはいえかなり快適でした。客席にいる我々でさえそうなのですから、照明があたるステージ上の出演者はもっと暑いわけで、ギターとベースが日替わりになったのも納得がいきます*4。チェリボが日替わりといえば、出てくるサウンドも対照的でしたね。ケニーさんやりゅうたんがいたREDはやんちゃな感じだったのに対し、アニキやたーさんのいたBLUEはまさに大人の落ち着いたサウンドといった趣で、映像化されたらじっくり聴き比べしてみたいところです。
とまれ、どちらも良いライブだったと思います。特にBLUEは個人的にベストだと思っていたさいたまのLIVE FORMULAに匹敵します。それにしても灼熱のステージを2日間こなしてなおピンピンしている奈々さんはやはりただ者ではないですね。

*1:もっとも平日早朝は南武線武蔵野線の乗継ぎが致命的に悪く、裏技的に多摩モノレールの上北台からタクシーを利用。

*2:言うまでもなく筆者は全部踊りましたが。

*3:まぁ、それだけ近かったということなんですがね。

*4:後列のドラムなどの位置にはピンポイントの冷房が置かれていたそうです(アベサマブログ参照)。