第21回ファミリークラシックコンサート


夏の恒例、ドラクエのコンサートも今年で21年目。
うち筆者は第4回から毎年行ってるので、
もう18回目ということになります。
最初に行ったのは筆者が中学生になった年。
当時はオケがN響で、ドラクエ4の全曲を初めて演奏した回でした。
それから1度も途切れずに18年も行ってるのですから、
我ながらすごいことだなぁと思ってます。


今年はドラクエ6全曲演奏。これはなんと11年ぶりだとか。
6は作品的にも暗めで地味な印象がありますが、
今日聴いて名曲の宝庫だとあらためて実感しました。
特に6の曲は生で聴くとオケの動きが分かって面白いですね。
今年もオケは都響でしたが、相変わらずクオリティ高いです。


すぎやま先生も相変わらず元気に指揮をされてました。
何年か前から座って指揮をされるようになりましたが、
それでもここぞという場面では立って指揮したり、
最後万雷の拍手に応えて何度もステージに登場する様子を見て、
心の底から安心し嬉しくなりました。
アンコールでは何とドラクエ9の序曲(仮)を披露。
イントロのファンファーレが2小節のスネアドラムにのソロに。


それにしても不思議なもので、CDとコンサートをあわせると
ドラクエの曲はもう何度となく聴いてるはずなんですが、
年を追うごとに感動の度合いが増してる気がします。
今日も序曲のファンファーレが鳴った時点でもうヤバイわけですよ。
それでも前半はなんとか堪えてたんですが、
後半「エーゲ海に船出して」で完全に涙腺決壊。
たぶん帰りの電車の人びっくりするくらい泣いてたんじゃないでしょうか。
生のオケの力もあって、結局最初から最後まで感動しっぱなしでした。


仕事で行けない可能性があっただけに、今年もドラクエのコンサートに行けて幸せでした。
そして、自分の今の趣味の原点はやはりドラクエの音楽だと再確認しました。
ドラクエがなかったらクラシックはおろか音楽自体聴かなかったかもしれませんし、
コンサートなどで生の楽器の音に接する楽しみも知らなかったかもしれないからです。
だからドラクエとすぎやま先生には本当に感謝しているのです。
このコンサートが1年でも長く続くことを祈りつつ、
次回のコンサート&ドラクエ9(+4・5・6のリメイク)を楽しみに待ちたいものです。