2010年シングル＆アルバムベスト３

毎年大晦日に上げてたのですが、今年はすっかり年が明けてしまいましたｗそれはさておき、2010年のベスト3です。豊作の年だったゆえ、どういう形にするか悩んだのですが、今回はシングルとアルバムに分けてみました。

＜シングル部門＞
3位：「集結の運命」林原めぐみ

作詞と歌が林原さんで作曲が鷺巣さん。ともに超一流の二人がガップリ四つに組んだのですから、とてつもないエネルギーを持った曲が生まれたのは必然かもしれません。林原さんの表現者としての凄さをあらためて思い知らされた曲です。特に歌詞の仕掛けが秀逸で、エヴァファンは必聴。

2位：「光の旋律」Kalafina

Kalafinaに関しては何故か筆者は食わず嫌いをしていました。おそらく、空の境界の主題歌を歌っていたということで、何となく暗く難解な印象を抱いていたのかもしれません。しかし、この曲にはタイトルの通り明るい親しみやすさがあり、一気にそうした先入観を消し去ってくれました。Dメロのコーラスワークの素晴らしさは特筆もの。

1位：「GO!GO!MANIAC」放課後ティータイム

2年連続でけいおんの曲を1位にするのはちょっと気が引けたのでが、こんな凄い曲が出てきちゃしょうがないです。この曲が何より凄いと思うのが、完全に「平沢唯」しか感じさせないことです。普通キャラソンといっても多かれ少なかれ中の人の存在が見え隠れするものですが、この曲は当然中の人である豊崎愛生さんが歌っているにも関わらずそれが全く見えない、まさに究極のキャラソンと言えるのではないでしょうか。

＜アルバム部門＞
3位：「シトロンの雨」田村ゆかり

何気にゆかりんのアルバムを買うのはこれが初めてでした。それは食わず嫌いというより、ここに踏み込んだらいろいろ大変だぞという危機感みたいなものだったのですが、1枚買ってしまったのでもう戻れませんねｗ　それはさておきこのアルバム、バランスが素晴らしいです。「You & Me」や「LOVE ME NOW!」のようにライブでノリノリになる曲もあれば、「神聖炉」（畑亜貴さん作詞！）のようにじっくり聴かせる曲もある、筆者のような初心者にはとても取っ付き易いアルバムでした。さて、これで4月の武道館に行った日には本格的にどっぷりになるんでしょうねぇ……

2位：「Keep The Beats!」Girls Dead Monster

2010年を語る上で、個人的に「Angel Beats!」関係の曲はやはり外せません。ここではアルバムを取り上げましたが、OPのLiaさんの「My Soul, Your Beats!」を始めどれも大好きな曲となりました。残念ながらガルデモ自体は2010年で活動終了となりましたが、1月16日に発表するというLiSAの新章が楽しみなところです。

1位：「IMPACT EXCITER」水樹奈々

1月に「PHANTOM MINDS」が出た時、「余程のことがない限り今年の1位はこれだ」と思ったものです。そして、結局最後までそれは変わりませんでした。まさになのは曲の集大成、特に歌詞はなのはファンにとってはグッとくるものがあり、筆者も電車の中で思わず涙したことすらあります。そして、その「PHANTOM MINDS」を収録したこのアルバム、度肝を抜かれたのは何と言っても「NEXT ARCADIA」！　「ミュステリオン」（この曲ももの凄いですが）を上回るBPM、跳ねるピアノ、駆けるドラム（佐野康夫さん！）、「奈々さんのリード曲は譲らない！」という気迫と執念すら感じさせるまさに上松さん入魂の一曲と言えるのではないでしょうか。

さて、2011年は1月に真綾さんのアルバム、2月にみのりんのシングル2枚と、どちらもいきなり今年の本命になりうるCDがリリースされます。今年も楽しみは尽きなさそうですね。